二重あごの4つの原因

二重あごの原因は、大きく分けて肥満・たるみ・姿勢の悪さ・むくみの4つです。二重あごの解消を目指すには、まずは原因を良く知る必要があります。

二重あごの原因1:肥満

まず最初の肥満は、二重あごの原因として最もイメージされやすいものです。余分な皮下脂肪が顎の下に溜まり、お腹に「二段腹」が形成されるのと同じ要領で顎が二重になってしまいます。

二重あごの原因2:たるみ

太っているわけでもないのに顎が二重に見えてしまう時は、他の3つのケースを疑います。

このうちたるみは、顎の周りの筋肉が衰えることで起こります。フェイスラインを保つ役割を果たしている筋肉の力が低下することで、皮下脂肪を支えきれなくなってしまうのです。

筋肉の衰えは主として加齢によって起こりますが、腕や足の筋肉が身体を動かさずにいると衰えるように、顎の筋肉も使わずにいると弱ってきます。

表情をあまり変えない生活を続けていたり、柔らかいものばかりを食べて顎を動かさずにいると、徐々に筋力が低下してしまいます。

二重あごの原因3:姿勢の悪さ

また、猫背だったり長時間にわたって前傾姿勢を続けていたりすると首の周りが常に緊張状態になり、これがもとで筋肉が疲れてしまって顎を支えきれなくなるケースもあります。

特に現代人はパソコンやスマホを長時間ずっと同じ姿勢で操作することが多いので、その時の姿勢が悪いと顎の筋肉に負担がかかりがちとなります。

二重あごの原因4:むくみ

最後のむくみは、顎が一時的に二重に見えてしまう際によく見られるケースです。血液やリンパの流れが滞ると、老廃物が溜まってしまい、その部分がむくんで見えるようになります。

二重あごの対策

これらの原因は単独で二重あごを生み出すこともありますが、複数が合わさることで起きる場合もあります。

たとえば姿勢の悪さは筋肉疲労を招いて衰えさせてしまいますし、血行不良も姿勢の悪さや加齢と無関係ではありません。

そのため、解消を目指すにはいくつかの対策を並行しながら試してみて、その効果のほどをチェックしてみるのがおすすめです。

まず肥満対策の基本となるのは、言うまでもなく食事制限や運動によるダイエットです。

ただ、単純に食べる量を減らすだけだと健康を損ねてしまうおそれがあるので、脂肪蓄積の原因となりやすい脂質や糖質は減らしつつも、栄養バランスが偏ってしまわないように注意します。

また、運動は全身運動によって脂肪を燃焼させると同時に、顎周りの筋肉を重点的に鍛える運動を取り入れることで、筋力低下にも対応できますし、血行促進にもつながります。

口をできるだけ大きく動かすことを意識しながらゆっくり「あいうえお」と言ってみたり、顎の周囲を両手でマッサージしたりすると効果的です。

ゆっくり深呼吸をしながら行うと、酸素を体内に取り入れることで脂肪燃焼を促進させる効果も生まれます。

また、ヨガ教室の中には顔の筋肉を動かすことに重点を置いた「顔ヨガ」というコースを設けているところもあるので、利用してみるのもいいでしょう。

一方、顎に負担をかけないように姿勢を整えることも大事です。

基本となるのは頭部を背骨全体で支えるよう意識することで、横から見た時に耳と肩のラインがまっすぐになるよう保ちます。

スマホの画面を見る時もうつむき加減でのぞきこむのではなく、軽くうなずいた時の目線の位置に来るぐらいまで持ち上げた状態で操作するようにします。

また、仕事などでパソコンを長時間操作する時は、一定の間隔で休息を取ることも大事です。その際、背筋や首の緊張をほぐすストレッチを行うといっそう効果的です。

風呂上りや就寝前などにストレッチを行うのも、一日分の筋肉の疲れを取るのに役立ちます。

これらの対策は、実行したその日に効果が出るというものではありません。毎日行うことで徐々に改善していけるので、根気よく続けることが肝心です。