知っておきたいセラミドの効能と種類

女性の肌は季節を問わず常に敏感です。

そのため様々な肌トラブルに悩まされている方は非常に多いと思います。

乾燥や吹き出物に毛穴の黒ずみやシミやシワなど、お肌に関する悩みは尽きることがありません。

そんなお肌のトラブルに、非常に有効とされている成分があるのはご存じでしょうか。

皮膚の構造

人間の皮膚は、表面から表皮・真皮・皮下組織に分かれています。

また表皮は表面から、角層・顆粒層・有棘層・基底層に分けられます。

基底層の細胞は分裂していき、表皮細胞を作りあげて有棘層や顆粒層や角層へと押し上げられていくのです。

このような働きをするまでが約4週間、角層になって垢として肌表面から脱落するまでが約2週間、合計約6週間をかけて表皮はターンオーバーを繰り返していくのです。

セラミドという成分の働き

セラミドは、角質細胞間脂質と呼ばれている角質細胞と角質細胞のすき間をうめている脂のことです。

セラミドには角層の水分を一定に保持する機能が備わっています。

その正体は脂質であるにもかかわらず、水分子と結合することができるという性質を持っているのが特徴です。

そのためセラミドが不足した状態の肌になってしまうと、その水を繋ぎとめておくことが出来ず、肌の水分が減少して乾燥を引き起こし、多くの肌トラブルとなってしまうのです。

また外部からの刺激をしっかりとブロックするバリア機能も保持しています。

角質細胞の間で水や油と結合し、層がいくつにも重なってできるメラノ構造を作るため、角質細胞間に水と脂の壁をしっかりと作ることが出来ます。

さらには角質細胞と角質細胞を力強く接着させる働きも持っているので、強くて丈夫なバリア機能を発揮することが出来るのです。

セラミドの主な種類について

セラミドとは「スフィンゴシン」と「脂肪酸」がアミド結合した化合物の全てのことを言います。

スフィンゴシンとは、18個もの炭素をもった「長鎖アミノアルコール」と呼ばれる物質のことで、1本の不飽和炭化水素鎖を含んでいるもののことです。

スフィンゴ脂質を形成するうえで大きな役割を持ち、リン脂質の一つでもあるスフィンゴミエリンなどを含む細胞膜脂質に属する化合物のことです。

またスフィンゴ脂質の代謝には、様々な細胞内の反応過程において、大切な伝達分子となります。

脂肪酸とは、長鎖炭化水素にカルボン酸が付いたものの総称です。

一般的には炭素数が2~4個のものを短鎖脂肪酸と呼び、5~12個のものを中鎖脂肪酸、12個以上のものを長鎖脂肪酸と呼びます。

脂肪酸はグリセリンをエステル化して油脂を構成する働きがあり、脂質の構成成分として利用されています。

セラミドにはどのような効能があるのか

肌には本来、外部刺激から肌を守るための大切なバリア機能が備わっています。

セラミドはこのバリア機能を正常に働かせるための主役となる成分なのです。

この機能が正常に働くと、肌は本来の潤いを取り戻してみずみずしく健康に、きめ細やかでトラブル知らずの美しい肌へと成長していくことができます。

もしこの成分が不足してしまうと、肌表面の肌荒れやカサつきをくり返し、シワやたるみやくすみ等を引き起こす大きな要因となってしまいます。

まとめ

肌荒れを防ぐもっとも簡単で有効な方法が適度な保湿です。

自分に合った化粧品を上手に選び、セラミドが配合されている化粧水やクリームを使って、肌の奥から丈夫で整えられた美しい肌を手に入れていきたいものです。

そのためには有効成分の働きや効能をよく理解し、毎日の美容にしっかりと役立てていくことが何よりも大切となります。

美しい肌は女性の内面をも変える力があります。

毎日の積み重ねで誰よりも輝く健康な肌を作っていきましょう。